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日々の活動を報告します。

  • 福岡演劇フェスティバルで未来への教科書写真展開催 (4月20日)

    福岡演劇フェスティバルで未来への教科書写真展開催 (4月20日)

    DSC_3233     4月20日、福岡市の西鉄ホールで開催される福岡演劇フェスティバル会場で、未来への教科書写真展を開きます。

    当日は、福島県郡山市を拠点に活動する、劇団ユニット・ラビッツが『ラッキー☆アイランド 〜のこされ島奇譚〜』を上演します。同劇団は、東日本大震災以降、「私たちにできること」として「演劇をすること」を選び、活動を続けています。

    今回上演する作品は、未だに避難を余儀なくされる富沢酒造(双葉町)の兄妹3人が、取り残された酵母菌を警戒区域から奪還した実話をモチーフにした作品で、アフタートークでは、モデルとなった富沢真理さんも登場します。

    開演は14:00。皆さまのご来場、心よりお待ち致しております。劇団HPはhttp://www.unitrabbits.com/

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    チケット(全席自由)

    ・一般        前売り2,000円(当日2,200円)

    ・ユース(25歳以下)  前売り1,500円(当日1,700円)

    ※ユースチケットは、公演当日年齢がわかる身分証明書をお持ち下さい

    チケットのご予約はこちらへ。

    ☆劇団ユニット・ラビッツ 電話090 3648 0481

    ☆チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード435-674)

    ☆ローソンチケット 0570-084-008 (Lコード84888)

    問合せ=メールunit.rabbits@gmail.com

  • 未来への教科書第62回 継続支援のその先へ ~気仙沼市本吉町と石巻市~

    未来への教科書第62回 継続支援のその先へ ~気仙沼市本吉町と石巻市~

    第62回 「継続支援のその先へ ~気仙沼市本吉町と石巻市~」

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    NPO法人アプカスは、2011年8月より気仙沼市本吉町に現地拠点を置き、継続的な復興支援を行っている。
    元々は2004年12月に発生したスマトラ島沖地震に際し、スリランカの被災者支援を行ったのがきっかけで発足し、東日本大震災においては2011年3月末から石巻市を拠点に宮城県沿岸部を中心とした緊急物資支援を行った。
    本吉町で行っている仮設住宅の住環境改善支援は、「より安く、できるだけ簡単に出来る」ことをテーマに、窓にシートを貼ったり、エアコン用の断熱テープで結露を防ぐなどの方法で冬期の断熱性能の向上を図り、夏対策として屋上の緑化や遮熱ペンキを塗るなどの活動も行われている。
    他にも地域の集会所建設や共同農園の整備、地域住民のコミュニケーションの場としてのウッドデッキの制作など、住民の声を聞きその思いを形にする支援を、デザイナーや建築家など様々な専門家と共に行っている。

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    2013年9月には、石巻市において津波で流されてしまった映画館「岡田劇場」を追慕するイベントを行った。その背景には震災直後から続く石巻の方々との縁や、本吉町での活動を共にしてきた様々な仲間との深いつながりがあり、アプカスの2年半の活動の集大成となるイベントであった。
    震災からもうすぐ3年を迎える中、本吉町の拠点の解消という未来も見えてきた。
    共に暮らし、生きる中での継続支援とはどのようなものか。そしてこれからの支援の形とは。
    活動を半年に渡って追った。
    放送日  BS12ch TwellV(ch222)…
    12月3日 (火)18:00~19:00

    (再放送)
    7日 (土) 27:00~28:00
    10日(火)18:00~19:00
    14日 (土) 27:00~28:00

  • For Our Children~黄裕翔来日ピアノコンサート開催のお知らせ

    For Our Children~黄裕翔来日ピアノコンサート開催のお知らせ

    台湾から東北へ。

    台湾は、その歴史的文化的背景から日本との交流が極めて盛んであり、世界で最も親日的な土地柄だと言われています。また、地震や津波、台風といった日本と共通の天災を有していることもあり、東日本大震災発生直後には200億円を超える義援金が寄せられました。

    黄裕翔はその台湾を代表するピアニストの一人。
    先天性の視覚障がいで全盲ながら、台湾芸術大学音楽学科を卒業しました。今や台湾を代表する若手ピアニストとして多忙な日々を送っています。

    東日本大震災直後の2011年4月。 「なんとかして日本の友人を助けたい。目の見えない自分に出来ることは、ピアノを弾くことだけ。
    東北の皆さんを、少しでも元気づけることができれば」という黄の思いに心を動かされた復興支援メディア隊は、支援活動の一環として、東京日比谷で黄のチャリティコンサートを実施しました。多くの海外アーティストが日本での公演を自粛する中での心温まる演奏は、来場した皆さんはじめ多くの人々に深い感動を与えました。

    今回、東北の地で演奏の機会を持たせて頂くことにより台湾から東北への「祈り」を伝え「心の復興」の一助となれば幸いです。

     

    ◆スケジュール

    2013年12月3日(火)

    東京ライブハウス「青山 月見ル君思フ」 http://www.moonromantic.com/

    午後7:00開場 午後7:30開演

    2013年12月4日(水)

    仙台青年文化センター交流ホール http://www.bunka.city.sendai.jp/

    午後6:30開場 午後7:00開演

    宮城県仙台市青葉区旭ケ丘3丁目27-5

    ゲストアクト:三谷青子 佐藤優花(劇団ローズ)

    2013年12月5日(木)

    気仙沼K-port 

    午後6:00開場 午後6:30開演

    宮城県気仙沼市港町1-3 (JR気仙沼駅よりタクシーで7分)

    2013年12月9日(月)

    郡山富や蔵

    午後6:00開場 午後7:00開演

    福島県郡山市開成2-4-15 (JR郡山駅よりバス 「グランド南口」または「鶴見坦交差点」下車徒歩5分)

    入場無料/全席自由

    *駐車場は台数が大変限られております。なるべく公共交通機関  のご利用をお願い致します。

    *東京「月見ル君思フ」のみ前売:3,000円/当日:3,500円(別途1ドリンクオーダー)

     

    ◆ご予約・お問い合わせ :復興支援メディア隊

    Tel 0467-24-1740

    Email: info@ev-pj.com

    *ご予約の際にはお席を確保出来ますが万が一満席となった場合、開演10分前を切ってしまうとお席の確保が難しくなりますので、ご了承ください。

     

    ◆出演者プロフィ−ル

     

    黄裕翔(ホアン・ユィシアン)

    台湾芸術大学音楽学科ピアノ専攻課程卒業。
    先天性の視覚障がい(全盲)を持ちながらも、4歳の頃からピアノを習い始め、数々のピアノコンテトで優勝し、2008年には台湾国家管弦楽団との共演も果たした。そのレパートリーは、クラシックはもちろん、ポップス、ジャズ、ロック、ラテンから即興演奏まで幅広い。2011年4月25日には、東京日比谷松尾サロンで東日本大震災復興支援のためのチャリティ・ピアノソロリサイタルを開催し、復興支援メディア隊制作のBS12ch復興支援ドキュメント「未来への教科書」にもピアノ演奏で参加するなど、東北の復興支援にも強い関心を寄せ続けている。また、長編映画「逆光飛翔(邦題:光にふれる)」(張榮吉監督作品。2012年公開、2013年アカデミー賞外国語映画賞候補作品。台湾で大ヒット、東京、釜山、ベルリン、ドバイ等の国際映画祭に出品。)では主演と音楽(温子捷と共同制作)を担当し、金馬賞国際映画祭で年間台湾傑出映画人賞、ミラノ国際映画祭では最優秀男優賞を受賞した。台湾で今最も注目される若手アーティストの一人である。

     

    ゲスト: 土岐千尋(とき ちひろ)

    国立音楽大学声楽科卒業。
    幼い頃から父親の影響でギターや様々な音楽が流れる環境の中で育ち、自然と歌う事に目覚める。津軽三味線や詩吟に触れるなど、幼少期より日本の伝統音楽にも親しんできた。学生時代より東京都内のライブハウスを中心に活動。2009年に日中韓共同・横浜開港150周年記念映画「三つの港の物語」の主題歌「一期一会」の作詞・ボーカルを担当。黄裕翔とは、台北、シドニー、東京にて共演。古典音楽をベースにしながらも、幅広いジャンルを自由に行き来するその歌声には、「大人の子守唄」との定評があり、国境を越えて多くのリスナーの心に安らぎを与え続けている。

    ◆主催:中華民国文化部、外交部

    ◆共催:台北駐日経済文化代表処台北文化センター(駐日大使館に相当)

    http://www.roc-taiwan.org/JP/mp.asp?mp=202

    復興支援メディア隊 http://evp2024.xsrv.jp/ramediateam/

    蒲公英音楽交流有限会社

    ◆協力:有享娯楽有限公司

    文水藝文中心

    月見ル君思フ

    劇団ユニット・ラビッツ http://unitrabbits.com/

    株式会社フカコラ美人 http://fukacolabijin.jp/

    TKシステムプロダクション

    劇団ローズ http://sendailowsjimu.web.fc2.com/

     

     

    ◆関連サイト
    (1)中華民国精選100 「聴見」黄裕翔:http://www.youtube.com/watch?v=CXKHP5_igIU
    (2)復興支援メディア隊:http://evp2024.xsrv.jp/ramediateam/
    (3)BS12「未来への教科書〜For Our Children〜」:http://www.twellv.co.jp/program/documentary/mirai.html
    (4)黄裕翔+土岐千尋公演「台湾新聞」報道:http://blog.taiwannews.jp/?p=10791
    (5)「逆光飛翔」予告編:http://www.youtube.com/watch?v=ED-gdDBActE
    (6)「天黒」予告編:http://www.youtube.com/watch?v=rxGaQ6WlHWc

     

     

  • 未来への教科書〜写真展開催のお知らせ

    未来への教科書〜写真展開催のお知らせ

     

    本写真展は2011年10月より日本各地で実施してまいりました。

    この度、4月3日(水)〜4月16日(火)ニコンプラザ仙台開設一周年「復興支援連続企画展」を開催することになりました。

    皆さまのご来場、心よりお待ち致しております。

     

     

    3・11の東日本大震災後、被災地や近隣支援値において、復興の過程で発見した日本人の素晴らしさや、底力を象徴するような素晴らしい物語が生まれてきました。

    子どもたちは、震災に遭遇した中で、様々なことを感じ、考え、行動しています。
    本写真展は、子どもたち自身がカメラを手に取り、写真を通じて発信する機会を作ることにより、彼ら自身が「明日に向かって歩む」後押しとなることを目指しています。

     

    《関連イベント》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    4月6日(土)AER(アエル)ビル2F アトリウム

    トークライブ『心を守り、未来を築く写真の力』+アコースティックライブ

    ■14:00〜トークライブ
    スピーカー/榎田竜路(復興支援メディア隊代表)
    ファシリテーター/岩手佳代子(復興屋台村 気仙沼横丁 実行委員長)

    ■16:00〜アコースティックライブ
    ヴォーカル/土岐千尋
    アコースティックギター/榎田竜路
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    場所:ニコンプラザ仙台 フォトギャラリー
    http://www.nikon-image.com/support/showroom/sendai/

    期間:4月3日(水)〜4月16日(火)

    開館時間:9:30〜18:00(最終日は15:00まで/日曜・祝祭日・年末年始休館)

     

  • 「未来への教科書~For Our Children」 第46回は「未来に向けて見えてきた3つのテーマ」

    「未来への教科書~For Our Children」 第46回は「未来に向けて見えてきた3つのテーマ」

    これまでの取材を通して見えてきた新たなテーマは「関わり」「ライフスタイル」「新しい経済」。

    新年度第1弾となる第46回は、この3つのテーマの象徴ともいえる、これまでに登場していただいた3人に「今」、そして「未来」を語っていただきました。

    番組では今後、この3つのテーマを軸に、新しい日本への糸口を模索していきます。

    4月6日(土)27:00~

    4月9日(火)18:00~ / 4月13日(土)27:00~

    ぜひ、ご覧ください。

    NPO法人共存の森ネットワーク 理事 澁澤寿一さん

     被災地から学ぶ新たなライフスタイル

    第36回放送に登場していただいた澁澤寿一さん。岩手県大槌町吉里吉里地区にボランテ­ィアツアーを開催した。その理由は、吉里吉里にこそ現代に生きる私たちが学ぶべきライ­フスタイルのヒントがあるから。 昭和8年に起きた”昭和三陸地震”の際に作られた復興計画書には隣保相助という助け合­いの精神を大切にしながら、生活と産業の両方をバランスよく復興させていくという事が­書かれていた。 この言葉に感銘を受けた澁澤さんは、この復興計画書を現在の自分たちの生活に置き換え­て考えている。 物質と心に対しバランスの良い価値観を保ち、どういうものを食べ、どういう心を持つこ­とが健康につながるのか、そういったことをもう一度自分自身でデザインしなおす時期に­来ていると語る。

    http://www.youtube.com/watch?v=X–PL1Noow0

    株式会社フカコラ美人 代表取締役 岩手佳代子 さん
    気仙沼から繋ぐ人々の輪

    第30回放送に登場して頂いた、気仙沼にある復興屋台村の設立実行委員長を務めた岩手­佳代子さん。岩手さんは現在、新しい取り組みとして気仙沼の特産品であるフカヒレのコラ­ーゲンを使った柚子風味のゼリー”フカコラ美人”を開発していた。 この商品を開発した背景は、震災から2年経って気仙沼への関心が薄れていることがあっ­た。しかし、その一方で本当に気仙沼が復興するためには”被災地”というベールを脱ぎ­捨てる必要もあると考えている。 そこで、気仙沼を日本一アンチエイジングな町として、全国に認知してもらい観光地としての新しい魅力を作り出すそのファーストステップとして”フカコラ美人”の商品開発に­乗り出す。 協力者はフカヒレ業者の石渡さん。同世代で思いを同じくする石渡さんとのつながりを生­かしながら企画を実現させていくその様子に迫った。

    http://www.youtube.com/watch?v=A1pdr0XRfSw

    有限会社マイティー千葉重 代表 千葉大貴さん

     地域と共にある経済

    第6回に登場して頂いた千葉大貴さん。千葉さんは震災後、販路を失った農業生産者たち­の状況を目の当たりにし、生産者と企業を直接繋げる新しいビジネスの仕組みづくりにま­い進してきた。 今まで国産品の材料を使っていなかった企業と生産者を繋ぐことにこだわり、その中で生­産者の意識が前向きに変わっていく姿や、企業は震災前から生産者と繋がりたかったとい­う事実を知る。 現在では、イチゴのピューレなど加工した生産物を作り出す体制を現地に作り出し、その­魅力を最大限生かす商品の企画から提案するようなアプローチで、地道にクライアントを­増やしている。 地元生産者と大手企業、その両方の現状を知り抜いている千葉さんに一次産業の新しい仕­組み、そこから見える新しい経済の姿について語っていただいた

    http://www.youtube.com/watch?v=jZBlJj_m2w4

  • ファッションの生産地としての地場産業育成 ~宮城県南三陸町での取り組み~

    ファッションの生産地としての地場産業育成 ~宮城県南三陸町での取り組み~

    日本人にとって希望の象徴であり、鎮魂の象徴でもある桜。
    3.11後、「東北のために、何が出来るだろう」と考えた時
    桜でいっぱいになった雪国の風景が浮かんだ。

     

    20年後、2031年までに、宮城県南三陸町に
    3000本の桜を植えたい。
    その、桜の咲く美しい大地には、
    人々が豊かに暮らしていてほしい。
    そのためには、この南三陸から人が離れていってはいけない。
    雇用創出できる産業を起こしたい。
    こうして、LOOM NIPPONの活動が始まったー

     

    LOOM NIPPON代表の加賀美由加里さん。
    流れの激しいファッション業界において常にキーパーソンとして活躍。
    現在ドーメル・ジャポン社の社長、そしてランバンブランドの日本アドバイザー、と
    日本のファッション界の牽引役として多方面からの篤い信頼を得ている。

    Ms. Yukari Kagami

    その加賀美さんが
    南三陸を東北一の桜の名所に
    そしてファッションの生産地に
    と、LOOM NIPPONを立ち上げた。

     

    ランバンの創始者、ジャンヌ・ランバン。
    彼女の、Fashion is Emotionという言葉を加賀美さんは大切にされている。
    バッグはそのEmotionを運ぶプロダクトだという。

     

    EmotionをActionに変えたい。
    その思いが、バッグに繋がり実を結んだ。

     

    「これまでの私の全てのキャリアはこの仕事のためにあった」
    そう言い切る加賀美さん。

     

    Love Of Our Motherlandの頭文字「LOOM」
    奇しくもLOOMとは機織機の意味がある。
    縦糸を祖先から子孫までに、そして横糸を同じ世代にみたて、
    それらの織り込まれる愛のタペストリーを作りたい。
    そう考えた加賀美さんは「織」を取り入れたバッグを作ろうと思い立つ。

     

    機を織るということは織り姫が必要だ。
    被災した子供達が、この南三陸の地で育っていくには親に仕事がなければならない。

     

    雇用創出のため、バッグを南三陸で作れないか。
    知り合いを辿っているうちに、アストロ・テックの佐藤社長に出会う。
    佐藤社長も被災し、工場も家も流された。
    被災する前は精密機械を作っていたが、
    加賀美さんの熱意に動かされ、未知のバッグの世界へ。

     

    「苦労なんて苦労はしてないですよ」と穏やかに語る佐藤社長。
    全くの異業種に、抵抗はなかったという。
    精密機械を扱っていただけに細やかで丁寧な仕事は元々得意。

    Mr.Akio Sato

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    「最初は、同業者から冷やかしの電話があった」という。
    それでも、そんなことには目もくれず、
    日々研究を重ねていった。

     

    被災して仮設住宅に引きこもっていたが、
    アストロ・テックで働くようになって笑顔が出てきた若い女性もいるという。
    佐藤社長の温かいまなざしを見ていると
    佐藤社長の心が、彼女を動かしたのだろうと思える。
    同じ苦労をしたものだけが分かる暗黙の世界。
    それを黙って迎え入れる佐藤社長。
    目に見えない絆が織り込まれているのを感じた。

    Asutoro

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    長年、世界を相手に、ブランディングを手がけてきた加賀美さん。
    既に次の戦略を打っている。

     

    この街全体がファッションの生産地として著名となって
    各地から若者が集まってくるような夢のある場所にしたい。

     

    そのための準備が着々と進んでいる。
    事業がうまくいけば行く程、桜が植わっていく。
    南三陸という故郷に、皆の作ったバッグが桜となって戻ってくる。

    LOOM Bag

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    南三陸町。
    これから益々目を離せない。

    2012/12/19

    復興支援メディア隊

    榎田智子

     

  • BS12ch「未来への教科書 特別編」DVDになりました!

    BS12ch「未来への教科書 特別編」DVDになりました!

    震災から約1年後の2012年3月4日(再放送3月8日)にBS12ch TwellVで

    放映された、「未来への教科書 特別編」がDVDになりました!!

     


    BS12ch「未来への教科書 特別編」DVD

    未来への写真展ブックレット付です!

    DVD制作を記念して、10名様にプレゼントいたします!!!

    http://www.twellv.co.jp/event/mirai/

     

     

     

     

  • イベント報告 9/22(土)「未来への教科書 ~復興支援メディア隊が見た日本の底力~vol.1」

    イベント報告 9/22(土)「未来への教科書 ~復興支援メディア隊が見た日本の底力~vol.1」

    秋分の日の9月22日(土)、「未来への教科書~復興支援メディア隊が見た日本の底力」vol.1を開催しました!

    会場となった有楽町、場所文化レストラン「にっぽんの…」には様々なジャンルの皆さんにお集まり頂きました。

     

    まず、代表の榎田がスクリーンにスライドショーを映しながら、復興支援メディア隊の震災発生からこれまでの活動の軌跡、そしてこれからの展望を語りました。

     

    とても短い時間で語りつくせることの出来るものではありませんが、真剣に聞き入って下さる皆様を見て、気持ちを共有できていると感じました。

     

    そして今回、お招きしたゲストの冨沢真理さん登場。

    双葉町、原発から3kmの場所で一家で造り酒屋を営む真理さんの生々しい体験談に、会場はなぜか爆笑に次ぐ爆笑…。

    もちろん想像を絶する体験をされて、とても厳しい環境の中で復興を目指しているのですが、真理さんの語りには怒りと同時に必ず笑いが…

    今回もホスト役の榎田と、まるで掛け合い漫才の様でした。

    こうして、みんな真理さんの虜になっていくのでしょうね。

     

    そして、今回は東北から新鮮な食材と、冨沢酒造さんから日本酒が提供されました。

    どちらも、他ではちょっとお目にかかれない逸品です。

    美味しいお料理とお酒を前に、参加者の皆さんの気持ちもオープンになったのか、そこここでまた新たな繋がりが生まれているようでした。

     

    こうして、第一回 未来への教科書 ~復興支援メディア隊が見た日本の底力 イベントは、大成功を収めることが出来ました。

    このイベントは、第二、第三回と続けていきますので、今回ご参加いただけなかった方も、是非次回はご参加下さい。

    詳細が決まりましたら、こちらでも告知させていただきます。

     

    最後に、代表 榎田からのメッセージです。

     

     

    先日行われた復興支援イベント「未来への教科書~復興支援メディア隊が見た日本の底力~Vol1 in にほんの」は大成功でした。

    ご来場された皆様に心より御礼申し上げます。

    このイベントの目的はただ一つです。

    それは「利他の心があり、物事を変えていく力のある人に震災の事実を伝える」ということです。

    昨日のゲストは双葉町に「あった」冨沢酒造の冨沢真理さん。

    「地震後、原発は大丈夫です。安心して下さい。というアナウンスがあったので自宅待機していた。原発事故を知ったのは四日後だった」

    彼女が語る震災直後の状況に参加者全員が唖然。。。

    福島第一原発から3キロしか離れていない彼女達にきちんとした「事実」が情報として伝わっていなかった。

    これが日本の現実です。

    ここから300年の歴史を誇る造り酒屋である冨沢酒造の流浪の旅が始まります。

    現在のオートメーション化された日本酒作りとは違って、冨沢酒造は手作りのこだわって行われて来ました。

    各工程に一柱ずつの神が関わる、まさに神事として行われるのが日本酒作りである。

    地域の米、水、人という実りで作られるから「地酒」という。

    この言葉に参加者一同大きな気付きを得ることとなりました。

    冨沢酒造の再興は日本の再興でもある。
    この思いが参加者に共有された感動的に夜となりました。

    嬉しいことに冨沢酒造再興に向けて、本気のチームが出来ました。

    吉澤 保幸さんと後藤 健市さんという日本最強の利他実践人がこのチームを立ち上げたのです

    彼らは口だけの薄っぺらい連中とは異なった人種です。
    私も生命をかけます。

    事実を物語れば世界が変わる。

    第二弾は来月行う予定です。
    心ある人の参加を期待します。

    愛でよろしく。

     

    2012年9月23日 復興支援メディア隊代表 榎田 竜路

     

     

    復興支援メディア隊 川口

     

  • 9/22(土)イベント「未来への教科書 vol.1 ~復興支援メディア隊が見た日本の底力」を開催します!

    復興支援メディア隊は、3.11直後から、被災地に入り、活動を続け復興の姿をありのまま捉え、

    「日本の底力」を発見してきました。
    このたび、復興支援メディア隊が発見したそれらの「底力」を皆さんと共有し、

    日本の未来化を図るイベントを開催します!

    まだまだ復興の渦中にある被災地。
    力強く復興してきたゲストを毎回御呼びし、
    映像を交えながら復興の軌跡を、そしてこれからのビジョンを
    語って頂きます。

     

    記念すべき第1回目のゲストは冨沢酒造店の冨沢真理さん。
    ホストは復興支援メディア隊代表、榎田竜路。

     

    東北の新鮮な食材を頂きながら、
    東北の、そして日本の未来について語り合いませんか?
    いらっしゃれる方、お食事の都合があるので事前にご予約をお願いします。

     

    日時:9/22(土) 午後4:30開場 午後5:00開演

     

    料金:5,000円

     

    定員:30名(タイトで申し訳ないのですが19日(水)までにご予約お願いします)

     

    場所:「にっぽんの」

    http://blog.nipponno.com/

    有楽町駅東京フォーラム口より徒歩1分

    東京都千代田区丸の内3-1-1
    国際ビル地下1階(KUNIGIWA)
    TEL 03-3211-3333

     

    ご予約・お問い合わせ:復興支援メディア隊

    info1@apvi-npo.org

    TEL 0467-24-1740

     

    <トークライブゲスト/富沢真理さんご紹介>

    福島県の双葉町で江戸時代から続く造り酒屋を営む一家の長女。東日本大震災で被災し、

    自宅も酒蔵も避難区域に指定され、避難生活を余儀なくさせられる。避難先の地で富沢酒造店を復活させるべく奮闘中。

    http://www.shirafuji-sake.com/

    http://www.youtube.com/watch?v=024iBl9bu8c&feature=relmf

    Mary san

    <榎田竜路プロフィール>
    復興支援メディア隊代表。
    合同会社アースボイスプロジェクト代表社員。
    経済産業省「キーパーソン研究会」委員、内閣府「地域活性伝導師」を務める等、
    政府の地域活性化分野、特にメディア戦略等についてのアドバイザー及びプロデューサーとして
    全国に幅広いネットワークを持つ。また、各地でグローカルメディアプロデューサー(R)養成講座講師を務め、
    これまでに150名以上の人材を育成した。
    一方で、日本映画大学、北京電影学院、台湾藝術大学、クイーンズランド工科大学(豪州)等
    東アジア、オセアニア各国・地域を代表する映像教育機関との太いパイプを有し ており、
    これら組織と連携して交流を促進する共同製作やイベント等の開催はじめ、グローバルな視野での人材育成を実施している。

     

  • 釜石東中学校の活動

    釜石東中学校の活動

    7/9,10と釜石東中学校を取材してきました。

     

    9日には、以前吉里吉里中学校でも行われた、ニコンさんによるワークショップ、

    10日には、北上市の東陵中学校との合唱を通じての交流会が行われました。

     

    交流会は、東陵中学校と釜石東中学校の2年生同士が、お互いの校歌や合唱を披露し合い、合同で歌い、お互いの歌を聴く中で、子どもたちも「上手いなー、すごいなー。もっと自分たちも上手くならなきゃなー。」と様々な思いを寄せたと思います。 

     

    その後、釜石東中学校の運動会では伝統ある「東中ダービー」という、獅子舞のように馬をかぶり、リレー形式で競い合う競技が行われました。

    東中ダービーは、1年生が運動会の際に必ず行っていたそうですが、去年は震災の影響で行うことが出来ず、今の2年生は経験することのないまま、2年生となってしまいました。

    今回、その東中ダービーがようやく実現し、

    負けじと走り、応援し、一生懸命な笑顔があふれていました。

     

    最後にはお互いがエールを送り合い、仲間であることを感じ合い終了しました。

     

    最初は緊張気味でしたが、最後にはもう友達!という感じで皆笑顔でお見送りをしました。

     

     

    準備や練習、当日の進行など、全て自分たちで作りあげた交流会、

    子どもたちはますます成長しています!!

     

    復興支援メディア隊 石川