カテゴリー: Future

3.11以降、明治維新以降の近代合理主義や戦後の高度資本主義経済で私たちが信じて来た「合理的」で
「安全なもの」があっさりと崩れつつあります。その代わり、日本人が長い年月をかけ、手間暇をかけて
培って来た素晴らしいもの(伝統技術、文化、人のつながり等)が再び光を浴びつつあります。
ここでは、取材の中で見えて来た、未来の日本の暮らし方・生き方を発信します。

  • 来への教科書-For Our Children-第83回 「被災地に集う力 ~広島市土砂災害の現場から~」

    来への教科書-For Our Children-第83回 「被災地に集う力 ~広島市土砂災害の現場から~」

    第83回 「被災地に集う力 ~広島市土砂災害の現場から~

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     東北の沿岸部を中心に子どもたちの学習支援活動をしている一般社団法人「子どものエンパワメントいわて」の代表理事、山本克彦さん。当番組では第67回(2014年2月18日放送)に出演頂き、その活動を紹介した。

     山本さんは本年8月20日に発生した広島市での大規模な土砂災害に際し、現地での災害ボランティアセンター立ち上げ、そして運営支援のため広島へと入っていた。山本さんが主に活動をした広島市北部・安佐北区の災害ボランティアセンターには、東日本大震災などいくつもの災害現場で活動を共にした仲間達の姿があった。

     そして、東日本大震災を機に岩手県に設立され、山本さんが顧問を務めるNPO法人いわてGINGA-NETで支援活動のノウハウを学んだ学生達もボランティアとして広島に入っていた。山本さんの友人である広島修道大学人間環境学部准教授の西村仁志さんも、東日本大震災をはじめ各地の災害現場で様々な活動をしてきた。この度の土砂災害においては自身の生活する地域で起こった災害という事で、ボランティアセンター立ち上げ当初から運営スタッフとして活動をしていた。

     発災から9月末までで県内外から延べ4万人以上と言われるボランティアが集結したが、その中で大きな戦力となったのは多くの大学生達であり、現場作業のほかにもボランティアセンターの運営スタッフに至るまで、重要な役割を果たした。災害という憂慮される事態においても、過去の災害からの教訓や繋がりは生き続け、強固なものとなり、また現場では新しいつながりと貴重な経験が得られている。

     広島市安佐北区災害ボランティアセンターを中心に、被災地に集い活動する方々を取材した。

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    <序>http://youtu.be/_BLiTXi1mEs

     放送日 10/21 (火)18:00~19:00  10/28 (火)18:00~19:00

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  • 未来への教科書-For Our Children-第82回 「陸前高田市 次世代を担う農業の未来」

    未来への教科書-For Our Children-第82回 「陸前高田市 次世代を担う農業の未来」

    第82回 「陸前高田市 次世代を担う農業の未来」

     「たかたのゆめ」

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     20126月、陸前高田市米崎地区で「たかたのゆめ」というブランド米が植えられた。

    この品種は、JTの植物イノベーションセンターが開発していた品種「いわた13号」を有限会社ビッグアップルの関欣哉さんが譲り受け始まった。およそ2.5kgの種もみから始まり、今年は150トンの収穫を見込んでいる。

    今まで収穫量が少なくほとんどが県内に出回っていたが、今年は多くの陸前高田市の人に食べてもらい、地元のお米の味を知ってもらいたい。そして2020年の東京オリンピックで、支援をしてくれた多くの人たちに恩返しをしたいという。

    http://youtu.be/JmHAcGuxcNE

     

    Three peaks winery

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     Three Peaks Wineryの及川武宏さんは、震災後に東日本大震災復興支援財団に所属後、地元である大船渡市に帰省し、三陸を思い出す美味しいワインを造る想いから、今年の5月からブドウ畑を始めた。またリンゴ畑を譲り受け、シードルの開発も進めている。

      将来的にワイナリーを通しこの地に多くの外国人が訪れ、子どもたちが刺激し合える場所になって欲しいという。

     

     http://youtu.be/w7a1A3d5rQg#82 逕サ蜒・蜿雁キ昴&繧鍋判蜒・DSC08285

     取材期間 5月18日〜9月16日

    2014107日(火)18時〜OA

  • 未来への教科書 -For Our Children-第81回「再び気仙沼を訪れて~中国取材班が見た震災~」

    未来への教科書 -For Our Children-第81回「再び気仙沼を訪れて~中国取材班が見た震災~」

    未来への教科書 -For Our Children- 81回「再び気仙沼を訪れて~中国取材班が見た震災~

     北京電影学院 撮影学部長・写真家 宿 志剛(スゥ・ジィガン)

    中国中央電視台第一チャンネル カメラマン 杜 強(ドゥ・チアン)

    復興屋台村気仙沼横丁 理事長 岩手佳代子

    男子厨房海の家 代表 畠山仁義

    民宿沖見屋 畠山勝弘 

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     【番組概要】

      2012年3月11日に中国中央電視台にて放送されたドキュメンタリー「気仙沼の春」。

      東日本大震災から約1年後の宮城県気仙沼を舞台に震災と向き合っている人々の取り組みや心模様に深く迫まり、中国国内で話題となった。さらにこの番組は2012年アジア太平洋放送連合のテレビ大賞を受賞し、その反響はアジア全体へと広がった。

      この番組を制作するきっかけとなったのは日本と文化交流を続けてきた北京電影学園で撮影学部長を務めているスゥさん。また、気仙沼に入り取材をしたのは教え子であるドゥさんだった。

      取材時から更に2年以上を経過した2014年5月、彼らは再び気仙沼を訪れる。

      取材した人々を再び訪ねて話を聞き、気仙沼の復興の様子を見て歩く。現在の気仙沼は中国取材班の目にはどう写り、何を感じたのか?
      今回は、東日本大震災の教訓を国を越えて共有することの意義に迫った。

     【序】https://www.youtube.com/watch?v=Ag5beryurkE

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    取材期間 2014514日~2014825

    BS12ch (ch222 TwellV)…   9月16日(火) 18:00~19:00

    (再放送)
    9月20日(土)27:00~28:00
    9月23日(火)18:00~19:00
    9月27日(土)27:00~28:00

     

     

  • 未来への教科書-For Our Children-第80回 未来への教科書総集編「新しい仕組みづくりに向けて」

    未来への教科書-For Our Children-第80回 未来への教科書総集編「新しい仕組みづくりに向けて」

    未来への教科書総集編「新しい仕組みづくりに向けて」

      今回は当番組に以前ご出演いただいた美馬森Japanの八丸健さんと水産庁の上田勝彦さんの映像をまとめた総集編。ゲストにお二人をお迎えし、過去の映像を振り返りながら被災地で今起きている新しい仕組みづくりについて、それぞれの観点から語っていただいた。

     美馬森Japan 八丸健さん

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      第70回で登場していただいた八丸健さん。

      2004年から岩手県盛岡市で奥さんの由紀子さんと共に八丸牧場を経営しており、馬と人との関係に着目したメンタルケア、ホースセラピーに取り組んでいる。ホースセラピーは馬と共働生活を行うことでコミュニケーションを図り、そうした積み重ねが相対する人の体や感情を整え、結果的に癒やしにつながっていくというリハビリテーションの一つ。欧米では長い歴史を持ち、ドイツやスイスでは健康保険も適用されるほど一般的なものとなっている。

      八丸夫妻は東日本大震災後に美馬森(みまもり)JAPANを設立し、宮城県東松島市で人と馬との関わりから新しい暮らし方を提案する美馬森プロジェクトを行っている。対談では美馬森プロジェクト立ち上げの経緯から人と馬が関わっていくための仕組みについて、そして現在進んでいるプロジェクトについて語っていただいた。

     水産庁 上田勝彦さん

     #80宣材写真003

       第76回で登場していただいた上田さん。

      上田さんは漁師を経験してから水産庁に入庁した経歴を持ち、現在は全国の漁村の青年部、女性部、漁業士の支援育成などの活動を行っている。現在、魚の消費量は完全に底を打っており、その要因として魚料理は面倒だという先入観から家庭で魚が食べられなくなったことが大きいという。それを打開するためにはただレシピを伝えるのではなく、「仕組み」で伝えることが大事だと上田さんは語る。

      対談では魚が食べられなくなってきた経緯から「仕組み」の役割について、魚の魅力を伝えていく上で女性と子どもの重要性、魚と人とがどのように関わっていくのかなどを語っていただいた。

    放送日 9月2日(火)18:00~19:00

    再放送  9月6日(土)27:00~28:00
    9月9日(火)18:00~19:00 

    6月13日(土)27:00~28:00

  • 未来への教科書-For Our Children-第79回「次の世代へ伝える想い」

    未来への教科書-For Our Children-第79回「次の世代へ伝える想い」

    小松 則也さん

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      岩手県矢巾町で小学校教師を勤めている小松則也さんは、大船渡市三陸町吉浜の出身。震災後、趣味で続けていた自作の絵本制作を発展させ、震災の現実や津波の怖さなどを絵本で描き、道徳の授業で子供たちに読み聞かせ、伝えている。

      そこには陸前高田市でご家族が被災し、沢山の方々の協力で助かった事へ感謝の気持ちと、故郷・吉浜の事をもっと知ってもらいたいという思いがあった。

      吉浜の住民たちは、明治三陸地震(明治29年)と昭和三陸地震(昭和8年)で甚大な津波被害を受けた事を教訓に、海の近くには住まず高台に暮らすという生活を続けていた。そのため東日本大震災に際しても人的被害1名、家屋流出4件という、他の地域に比べ比較的小さな被害で抑える事ができた。

      小松さんはこの事実を広く伝えたいと願い、これまでに描かれた12冊の絵本のうち2冊を自費出版し、吉浜にある実家で販売している。また、要望があれば岩手県内の地域の集まりや小学校などに出向き、読み聞かせを行っている。吉浜の紹介をして頂きながら、読み聞かせの活動を取材した。

      <序>http://youtu.be/996C7iOoxqI

     

    認定NPO法人カタリバ 女川向学館

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      認定NPO法人カタリバは、高校生を対象に大学生や社会人の若いスタッフ達によるキャリア学習プログラム「カタリ場」を全国で行っている。高校生たちが少し年上の「先輩」と共に考えることで進路や将来に関して具体的に考えるきっかけ作りとなるプログラムである。その一方で、カタリバは2011年7月から宮城県女川町で、12月からは岩手県大槌町で被災地への教育支援である放課後学校「コラボ・スクール」事業を続けている。

      甚大な津波被害で学習塾などが流され、また仮設住宅に暮らしていく中で放課後に勉強する場を失ってしまった子供たちのために始められた事業であり、女川町に開設されている女川向学館には現在約120名の小中学生が通っている。

      女川向学館は、単なる学びの場というだけではなく友人らと交流する場ともなり、またスタッフや全国から集まるボランティアなど「先輩たち」と共に未来を考える場ともなる。2014年6月、向学館に通う中学生を対象とした英語の授業で特別授業が開かれた。

      世界で働く三井物産の社員の方々を招き、英語で自分達の故郷・女川町をプレゼンテーションするという授業である。向学館のこれまでの歩みと、これからの展望をお聞きし、特別授業の様子を取材した。

      <序>http://youtu.be/ShKJWlBiCdE

    BS12ch (ch222 TwellV)

     放送日  8/19 (火)17:00~18:00

    再放送日   (再放送)
     8月23日(土)27:00~28:00
      8月26日(火)18:00~19:00
      8月30日(土)27:00~28:00

  • 未来への教科書 -For Our Children- 第78回 「東北から日本を救う革新的医療」

    未来への教科書 -For Our Children- 第78回 「東北から日本を救う革新的医療」

     第78回 「東北から日本を救う革新的医療」

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      町田市にある志成データム。医用電子血圧計「PASESA」を開発した。

      従来の血圧計に、動脈壁の硬さを短時間で計る事ができ、心疾患、脳血管疾患などの要因となる血管の状態を把握し、未然に防ぐ事を可能にしている。

      今回、この製品の実用化に向け、陸前高田市の仮設住宅の診療に初めて使われた。盛岡市立病院のカタール支援金で、被災地の方々に診療を行う新潟大学大学院の榛沢教授と一緒になり、この製品の実用化を目指している。

      志成データムの斎藤さんは、被災地から日本の未来のため、この商品が役に立って欲しいという。譛ェ譚・縺ク縺ョ謨咏ァ第嶌#78 HP逕ィ逕サ蜒・pasesa03譛ェ譚・縺ク縺ョ謨咏ァ第嶌#78 HP逕ィ逕サ蜒・kitahara01

     

      医療法人社団KNIの北原理事長は、八王子市内で救急救命センターを中心とした病院を経営する。

      2012年12月、東松島市に「北原ライフサポートクリニック東松島」を設立。また、2016年に野蒜地区に高台移転する場所に、新しい医療を発信する拠点施設の設立を予定している。そこでは、C.W.ニコル氏の復興の森プロジェクトが進められている。

      北原理事長は、自然の治癒効果やストレスのない社会による「第3の医療」を実践し、検証を行っていきたいという。

     譛ェ譚・縺ク縺ョ謨咏ァ第嶌#78 HP逕ィ逕サ蜒・kitahara02

    BS12ch (ch222 TwellV)…8月5日(火) 18:00~19:00

    (再放送)
    8月  9日(土)27:00~28:00
    8月12日(火)18:00~19:00
    8月16日(土)27:00~28:00

    <序>
    志成データム
    http://youtu.be/rZ1kTPiFIak
    医療法人社団KNI
    http://youtu.be/fzzc-tNiuKo

    取材期間 4月20日〜7月11日

  • 未来への教科書-For Our Children-第77回「地域で支えあうこころ」

    未来への教科書-For Our Children-第77回「地域で支えあうこころ」

    未来への教科書-For Our Children-77回「地域で支えあうこころ 

    公益財団法人金森和心会雲雀ヶ丘病院 副院長 堀有伸

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    南相馬市立総合病院 神経内科医学博士・エッセイスト 小鷹昌明

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    番場ゼミナール塾長 番場さち子

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    福島県南相馬市では震災から3年以上が経過した今も、不自由な暮らしや仕事を失くしたままの状況が続き、被災した人や支援する人の精神的な負担は時とともに増しているとも言える。

    こうした状況下では、うつ病までいかない抑うつ状態や、PTSDとまでいかないトラウマなどを抱えた人々が多く存在する。

    そこで動き出したのが、震災後に南相馬へやってきた医師たち。雲雀ヶ丘病院の堀先生や南相馬市立総合病院の小鷹先生は、病院の外に出て様々な予防医学的な取り組みを試みている。

    ラジオ体操や心をケアするワークショップ、男性を対象とした木工教室や料理教室など、ストレスなく集まれる場所や、一つのことにやりがいを持って打ち込める場所として機能している。

    また、南相馬で学習塾を経営してきた番場さんは、女性や子供を対象とした放射能を知る教室や、エステなど開いている。

     今回は、連携しながら地域を支えている人々の取り組みを追い、震災後の心のケアの重要性とそのあり方に迫る。

    「序」 https://www.youtube.com/watch?v=OU-g-lQeyEg

    取材期間 2014年5月7日~2014年6月9日

    放送日BS12ch (ch222 TwellV) 7月15日(火) 17:00~18:00  ※野球中継のため、1時間繰り上げスタートになります

    (再放送)
    7月19日(土)27:00~28:00
    7月22日(火)18:00~19:00
    7月26日(土)27:00~28:00

  • 未来への教科書 -For Our Children-第76回「日本人の暮らしを紡ぐ、魚との関わりを目指して」

    未来への教科書 -For Our Children-第76回「日本人の暮らしを紡ぐ、魚との関わりを目指して」

     第76回「日本人の暮らしを紡ぐ、魚との関わりを目指して」

    水産庁 上田勝彦さん

    上田さん

    水産庁で全国の漁村の青年部、女性部、漁業士の支援育成などに携わっている上田さん。漁師の経歴を持ち、魚食復旧を目指し日々活動を続けている。

    現在、完全に底を打った状態となっている魚の消費量。その主な要因として、家庭で魚を調理することを手間として敬遠する人が増えたことや、肉やジャンクフードなどの濃い味に慣れきってしまった現代の食生活にあるという。

    海に囲まれ約350種類の魚を獲ることができる日本の地理的な条件と、そこに営みを続けてきた日本人の両方を考えた時、「食生産、ひいては国のあり方に危機感を覚える」と上田さんは言う。

    東日本大震災によって水産の困窮きわまる状況は、よりはっきりと見えてきた。離れてしまった魚と人とを今一度つなぎ直すため、上田さんは奔走を続ける。水産業、そして国の未来を考える上田さんの思いに迫った。

    「序」http://youtu.be/wdi4eLe6TYU

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    取材期間 201453日~68

    放送日BS12ch (ch222 TwellV) 201471日 18:0019:00

    再放送 

    75日 27:0028:00    7月8日 17:00~18:00  7月12日 27:00~28:00

  • 未来への教科書-For Our Children-第75回「変化していく、表現活動」

    未来への教科書-For Our Children-第75回「変化していく、表現活動」

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    劇団ユニット・ラビッツは、福島県 郡山市を拠点に2005年から活動している。

    代表の佐藤茂紀さんは高校教諭で、震災後、当時赴任していた高校の演劇部の生徒と共に演劇を作り、上演した。その時の様子は当番組でも紹介させた頂いた。

    2013年8月、ユニット・ラビッツが郡山で初演した「ラッキー☆アイランド ~のこされ島奇譚~」は福島第一原発の事故をきっかけに異なる時代に生きる人間たちが出会ってしまうという物語。

    福島県双葉町の酒造店のご兄妹の実際の体験に着想を得て、放射能や核兵器というものに触れながら、2011年3月の福島と現在の福島の状況が描かれる。

    2014年4月、「ラッキー☆アイランド」は福岡演劇フェスティバルでの上演が決まり、劇団は直前稽古の真っ最中であった。劇団員全員で行う県外公演は初めてであり、金銭面の問題や県外公演ゆえの制作的作業の困難がある中、佐藤さんや劇団員の胸中にも様々な思いや考え方があった。

    福岡公演への準備の様子と福岡での公演に密着し、その裏側にあった思いを伺った。

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    放送日 BS12ch (ch222 TwellV)  6月17日(火) 18:00~19:00

    再放送 6月21日(土)27:00~28:00 ・ 6月24日(火)18:00~19:00 ・ 6月28日(土)27:00~28:00

    ・第75回 <序> http://youtu.be/eyhLfdeuD2Q

    ・劇団ユニット・ラビッツHP  http://www.unitrabbits.com/

  • 未来への教科書 -For Our Children-第74回「世なおしは、食なおし ~東北食べる通信を追って~」

    未来への教科書 -For Our Children-第74回「世なおしは、食なおし ~東北食べる通信を追って~」

    NPO法人東北開墾 代表理事 高橋博之

     10346880_659893374097099_859826050_n  岩手県議会議員だった高橋博之さんは、震災直後の被災地を訪れる中で、NPO法人東北開墾の発足を決意する。

    それは、震災前より感じていた日本社会全体が抱えるひずみが被災地に露呈していたからだった。

    被災地をこの国の課題先進地域として捉え、ここで新しい何かを生み出すことが社会全体の課題解決に迫ることになると高橋さんは考えていた。

    一次産業が直面している疲弊した状況と、都市と地方の関係性を変える必要性を感じていた高橋さんは、“食”テーマに活動することを決める。

    こうして“東北食べる通信”という食べ物を付録とした雑誌は創刊された。

    生産者の哲学や背景を取り上げ、生産者の顔を浮かべながら付録でついてくる新鮮な食材を都市部の消費者に食べて欲しい。

    今回は、東北食べる通信の先進的な考え方や生産者と消費者の交流する姿を通して、被災地も含めた地域社会が抱える課題とそこから見える可能性に迫った。

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    「世なおしは、食なおし」<序>https://www.youtube.com/watch?v=ZCIcvNUOTSA

    取材期間 2014412日~2014510

    放送日 BS12ch (ch222 TwellV)… 6月3日(火) 17:00~18:00
    (再放送)
    6月7日(土)27:00~28:00
    6月10日(火)18:00~19:00
    6月14日(土)27:00~28:00