震災の被害に遭い使えなくなってしまったため、解体されることになった釜石警察署。
震災前まで釜石の平和を守ってくれていたこの警察署に
たくさんの人が感謝の気持ちを持っていると思います。
カテゴリー: Project
復旧・復興の過程で発見した日本人の素晴らしさや強みを象徴する物語が東北各地で生まれています。未曾有の絶望の中だからこそ、これまでにない最強のコンテンツ・物語が生まれようとしています。
「未来の教科書プロジェクト」はこれらのコンテンツを、映像・写真・文字で記録・蓄積し、子ども達に対する「復興の過程で生まれた日本人教科書」としてとりまとめて、後世の人々への遺言書とするとともに、国内外に向けて継続的に発信します。※詳しくはこちらをご覧ください。
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重機 in 警察署
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陽に向かって咲く花
震災後の夏、庭先にまいた覚えのない花が咲いていた。
その花には、何も手入れをしていなかった。それでも、花はきれいに咲いていた。
震災後2度目の夏、今年も花は、きれいに、陽に向かって咲いていた。 -
大切、だからこそ・・・
まだ、何もわかっていなかった私に部活の楽しさを教えてくれた先輩達。
先輩達が引退してやっと気付きました。
今ではこの部が私のかけがえのない大切なものになりました。
私の本当の大切なものに出会わせてくれたのは先輩達です。私は今、とても幸せです。 -
俺の相棒
このグローブは、僕が六年生の時に買ってもらいました。
今回の震災ですべて物が流されてしまいましたが、
このグローブだけは奇跡的に見つかりました。まさに運命。
これからは、このグローブを使い日々の練習に取り組みます。 -
早く大きくなって
今年の一月に生まれたいとこの子供。
時々家に行くたび、抱っこすると重くなっていて成長しているなあと実感する。
もっと大きくなった時、まだ時間はかかると思うが、
少しでも復興の役に立ってほしいと思う。 -
一番の遊び場
震災後、家が流され遊び場も減り友達と遊ぶことも減りました。
そんなとき、新しく入っている仮設住宅の前にいつもの川がありました。
震災前は、遊び場所があったのであまり遊ばなかったですが
今じゃ友達とも遊び一番の遊び場です。 -
きっと大丈夫
今まで、仲間と一緒に、つらいことや、悲しいことをのりこえてきた。
これから先、震災よりも辛いことがあっても、どんなことがあっても、きっと大丈夫。
支えてくれる仲間がいるから、どんな時でも、一緒にいてくれる大好きな仲間がいるから。