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  • 「未来への教科書~ For Our Children」 概要

    「未来への教科書~ For Our Children」 概要

    「未来への教科書~ For Our Children」とは?

    被災地から世界へ。そして未来へ。伝えたいこと。共有したい想いがある。

    3月11日の東日本大震災後、被災地や近隣支援地において、復興の過程で発見した日本人の素晴らしさや

    底力を象徴するような素晴らしい物語が生まれています。

    それらは、写真展、映像アーカイブ、そして教科書…   様々なアプローチで、様々な場所で

    発信されています。

     

     

     

     

     

    1. 写真展

    子どもたちは、震災に遭遇した中で、様々なことを感じ、考え、行動しています。

    本写真展は、子どもたち自身がカメラを手に取り、写真を通じて発信する機会を作ることにより、彼ら自身が

    「明日に向かって歩む」後押しとなることを目指しています。

    写真展実績:

    【2011年】

    10/17~12/26  羽田空港 (主催:日本空港ビルディング株式会社、映像情報士協会)

    12/22~’12/1/3 秋田メディアフェスティバル (主催:秋田県)

     

     

     

     

     

     

    【2012年】

    1/21~2/21    山江村民俗資料館 (主催:山江村教育委員会)

    2/27~3/23    文部科学省 (主催:文部科学省)

    3/9~3/10     麻生専門学校「高校生お仕事スタジアム2012」 (主催:麻生専門学校)

    3/9~3/16     参議院議員会館 (主催:参議院)

    3/10~3/11    仙台青年会議所 (主催:仙台青年会議所)

    3/17~4/6     熊本県立劇場 (主催:熊本県立劇場)

    3/20~4/8     国立科学博物館 (主催:経済産業省)

    3/24~3/25    息吹沖縄公演サブイベント (主催:福島復興支援息吹沖縄公演実行委員会)

    4/7~4/28     徳島阿波おどり空港 (主催:NPO法人TOKUSHIMA雪花菜工房)

    4/29、5/13     三重県 熊野県民センター (主催:熊野県民センター)

    5/3~5/5      東京国際フォーラム「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」

    (主催:東京国際フォーラム)

    5/10~6/2     シドニー Japan Foundation Gallery (主催:国際交流基金シドニー)

    5/22~5/28    中野区役所 (主催:中野区)

    5/22~5/31    中野駅ガード下ギャラリー (主催:中野区)

    5/28~5/31    川崎市役所 (主催:川崎市)

    6/3          牛込防災イベント

    6/1~6/5      川崎市麻生区役所 (主催:川崎市)

    6/6~6/8      川崎市高津区役所 (主催:川崎市)

    6/12~6/14     川崎市宮前区役所 (主催:川崎市)

    6/15~6/22     川崎市中原区役所 (主催:川崎市)

    6/25~6/29     川崎市多摩区役所 (主催:川崎市)

    7/2~7/10       川崎市幸市民館 (主催:川崎市)

    7/25~7/31      大田区役所 (主催:大田区)

    7/29~7/30     参議院会館「子ども国会」 (主催:参議院)

    8/4~8/5     野田おどり七夕まつり (主催:野田青年会議所)

    8/4~8/5     あきる野夏祭り (主催:あきる野青年会議所)

    7/28~8/11     ロンドン五輪 ロンドンカウンティホール (主催:ARIGATO in LONDON実行委員会)

     

     

     

     

     

    8/16       江の川祭 被災地復興支援ブース (主催:江津青年会議所)

    8/18~8/22,
    8/24~8/27    区役所アトリウム福祉会館 (主催:練馬区役所)

    8/21~8/31     八王子市庁 (主催:八王子市)

    9/1         米子中国地区コンファレンス (主催:岩国青年会議所)

    9/21~25      永山フェスティバル (主催:多摩市)

    9/25       復興フォーラム写真パネル展 (主催:鹿児島青年会議所)

    10/9~10/19    道の駅八王子滝山 (主催:八王子市)

    10/20~10/25     八王子駅南口総合事務所 (主催:八王子市)

    10/27~28      東京国際フォーラム にっぽん元気マーケット

    11/4           宮前区役所 会議室 (宮前区消防署)

    11/17~11/18     松山市南銀天街

     

    【2013年】

    4/3〜4/16    ニコンプラザ仙台

    5/3〜5/5 東京国際フォーラム

    5/20〜6/20 ニコン本社

    6/29 津山文化センター

    8/10〜8/11  郡山文化センター

    ※その他にも、今後日本及び海外での写真展を予定しております。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    2. 映像アーカイブ

    私達は、震災直後から被災地に入り、活動している皆さんのお話を伺ってきました。

    それらのインタビュー映像を演出なしで以下のyoutubeチャンネルにアップロードしています:

    YouTube チャンネル Recovery Assistance Media Team

     

     

     

     

     

     

     

    上記インタビューを、最小限の編集(映像としてご覧頂くために活動の様子がわかる画像や映像、

    風景等のインサートを入れる程度)にとどめ、BS12チャンネルにて放映しています:

    BS12 復興支援ドキュメント「未来への教科書~For Our Children~」

    (これまでの放映内容もこちらをご覧ください)

     

    3. リアル教科書プロジェクト

    復興支援メディア隊のコンテンツが、リアルな教育素材として活用されています。

    「震災で得られた知恵・教訓等を通じた持続可能な社会のための環境教育素材集」

    が平成23年度の環境省の事業として制作されました(制作:株式会社QPR

    実際に、都内の公立小学校で実験事業が行われ、生徒に震災を通じて自分たちの生きている世界や、

    その環境について「考えさせる」授業として、好評を得ています。

  • 「未来への教科書」写真展in 山江村

    「未来への教科書」写真展in 山江村

    少し前のことになりますが、

    1月20日から2月29まで

    熊本県にある山江村歴史民俗資料館で

    「未来への教科書」写真展を開催していただきました。

     

     

    山江村は人口約4000人の村ですが、

    村内の2小学校、1中学校の子どもたち全員が来てくれたそうです。

    そして、たくさんの想いとメッセージを残してくれました。

     

    遠く離れていても、復興への想いを共有し、

    それが復興への力になりますようにと願わずにはいられません。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 台湾民視テレビ局&台湾芸術大学 来日、東北取材

    台湾民視テレビ局&台湾芸術大学 来日、東北取材

    復興支援メディア隊 クノ一 石山です。

    2月18日〜26日まで、台湾から、台湾民視テレビ局(以下、FTV)と、国立台湾芸術大学の映画学部の

    皆さんが、東北の取材に来日しました。

    先日の中国に続き、「日本の底力」を伝える為に熱心に取材をしていました。

     

    FTVは、地上波では台湾で1番の視聴率を獲得しているテレビ局で、

    「異言堂(=View)」という1時間の番組で今回の取材を放送予定。

    ※3月10日(土)衛星のニュースチャンネル21:55~22:55、3月11日(日)地上波総合チャンネル 11:00~12:00。

     

    台湾芸術大学は、

    4月中旬までにドキュメンタリー映画作品完成、その後学内をはじめ各所で上映会を予定しているそうです。



    今回は2チームが取材ということで、取材内容が異なるため、2回に時間を分けて取材をさせて頂く場面もありました。ご協力を頂いた皆様、本当にありがとうございます!!

    前回の中国に引き続き、今回の取材でも感じたのですが、

    日本人だと「言わなくても解るよね」という暗黙の了解で通じてしまうこと、「なぜ?」と聞かれても

    「そういうものだから」としか説明が出来ないようなことがたくさんあります。
    一つの文化として、長年受け継がれ、身に付いて来たこと。

     

    外からの目で観ると、不思議に見えることに、

    「日本の底力」がまだまだたくさん隠されているような気がしました!!
    引き続き、日本の底力、宝物探しを続けたいと思います。

  • 東北大学大学院 石田教授

    東北大学大学院 石田教授

    8月30日 仙台にある東北大学大学院・石田教授のもとへ行き、

    新しいライフスタイル、まちづくりのお話を聞かせて頂きました。

     

    原発問題から、節電が日常的に行なわれている今日ですが、

    「電力消費15%削減」というとものすごく高いハードルに聞こえます。

    それは、電気のスイッチを消すことで対応しようとすると、かなりの我慢も伴います。

     

    ではどうしたらよいのか??

    震災後、教授は「先取りしたい2030年の暮らし」(エネルギーや資源が十分に得られないときでも心豊かに暮らす方法の提案)

    というかわいいイラストの小冊子を発刊しており、

    現在シリーズ4冊目まで完成しています。(HPからも観られるようになっています。)

    子どもが興味を持ち、楽しみながら始める・・・そして家族に「こんなことしたよ!」と話をする。

    家族だんらんのきっかけになる冊子を目指しているということです。

    ※特に私は「昔、味噌や醤油を貸し借りしたように、電気の貸し借りをする」という未来のイメージが大好きです。

     

    教授は普段から「自然のドアをノックしよう」というフレーズのもとに、

    自然から学び、現代技術でものづくりに活かす・・・というネイチャーテクノロジーの研究をしています。

    例えば、水のいらないお風呂、エアコンの要らない壁・・・面白い発明にいつも驚かされます。

     

    今回は、「家庭農場」のお話とともに、実際に「新しい土」を見せて頂きました。

    キッチンの引き出しをあけると、今日の夕飯に使うレタスが生えている。

    壁にもトマトやにんじん、インゲン・・・。

    たくさん採れたからご近所さんにお裾分け。そこからうまれるコミュニティ。

    想像するだけでワクワクします。

     

    そこで大活躍するのが、農薬が要らず、ほんのちょっとの水で育つ、土。

    土をこぼして大変!汚れたり、色んな虫が入って来る・・・というイメージが大きく変わります。

    色も半透明、手に取ってみると、とても軽い。(通常の土の比重が2.0ですが、こちらは0.1です。)

    「土=茶色」の既成概念が壊れます。

    実用化したら楽しいこと間違いなし!!

    今からワクワクです。

    ↓新しい土。

     

     

     

     

     

     

     

     

    新しいまちづくりに、取り入れたいアイディアが満載です。

    9月15日は、東京で教授が

    日本人が求めている暮らしのかたちとテクノロジー 〜勤勉革命が生み出したものつくりのかたち〜

    というタイトルで講演されます。

    ドキドキ・ワクワク、楽しい未来を描くきっかけになるのではと思います。

     

     

    復興支援メディア隊・石山静香

  • 東北大学大学院 石田教授

    東北大学大学院 石田教授

    復興支援メディア隊 クノ一・石山静香です。

    8月30日(火)仙台にある東北大学大学院・石田教授のもとへ行き、

    新しいライフスタイル、まちづくりのお話を聞かせて頂きました。

     

    原発問題から、節電が日常的に行なわれている今日ですが、

    「電力消費15%削減」というとものすごく高いハードルに聞こえます。

    それは、電気のスイッチを消すことで対応しようとすると、かなりの我慢も伴います。

     

    ではどうしたらよいのか??

    震災後、教授は「先取りしたい2030年の暮らし」(エネルギーや資源が十分に得られないときでも心豊かに暮らす方法の提案)

    というかわいいイラストの小冊子を発刊しており、

    現在シリーズ4冊目まで完成しています。(HPからも観られるようになっています!!)

    家族だんらんのきっかけになる、イチオシです!!

    ※特に私は「昔、味噌や醤油を貸し借りしたように、電気の貸し借りをする」という未来のイメージが大好きです。

     

    教授は普段から「自然のドアをノックしよう」というフレーズのもとに、

    自然から学び、現代技術でものづくりに活かす・・・というネイチャーテクノロジーの研究をしています。

    例えば、水のいらないお風呂、エアコンの要らない壁・・・面白い発明にいつも驚かされます。

     

    今回は、「家庭農場」のお話とともに、実際に「新しい土」を見せて頂きました。

    キッチンの引き出しをあけると、今日の夕飯に使うレタスが生えている。

    壁にもトマトやにんじん、インゲン・・・。

    たくさん採れたからご近所さんにお裾分け。そこからうまれるコミュニティ。

    想像するだけでワクワクします。

     

    そこで大活躍するのが、農薬が要らず、ほんのちょっとの水で育つ、土。

    土をこぼして大変!汚れたり、色んな虫が入って来る・・・というイメージが大きく変わります。

    色も半透明、手に取ってみると、とても軽い。(通常の土の比重が2.0ですが、こちらは0.1です。)

    「土=茶色」の既成概念が壊れます。

    実用化したら楽しいこと間違いなし!!

    今からワクワクです。

    ↓これが、新しい土!

     

     

     

     

     

     

     

     

    新しいまちづくりに、取り入れたいアイディアが満載です!

     

    実は、大学院の入学試験の日でしたので、教授はお忙しい日だったのですが、じっくりと、色々なお話をして下さいました。

    東北大学というハイレベルな学生さんを相手にしている教授にとって、

    私は申し訳ない程の学力しかないのですが、いつも快く、あたたかく迎えてくれます。

    ありがたい・・・本当に感謝です。

    復興支援メディア隊の活動では、そんな出会いがたくさんあります。

    お世話になっている皆さま、本当にありがとうございます!!

  • 本田学先生(医学博士)

    本田先生(医学博士)は脳の研究をされているが、大学で西洋以外の様々な音楽と出会ったことが現在の専門へ進むきっかけとなった。今回、心のケアの面と芸能活動でお世話になった恩師の方々を心配して現地を訪問。「本来の芸術」と呼べるものが果たす役割は大きい。

     

    【撮影日:4月30日】

    【場所:宮城県気仙沼市】

    【受け手:本田学((独)国立精神・神経医療研究センター 医学博士)】

  • NPO法人森は海の恋人

    牡蠣、ホタテの養殖のかたわら「森は海の恋人」をキャッチフレーズに広葉樹を植林してきた畠山さん。想像を遥かに超える津波に驚き、お孫さんを抱えて上へ上へと避難した。それでも「森は海の恋人」。森を活かし、海を蘇らせる方法で新たな住宅を建築していく方法を提案されている。

     

    【撮影日:4月30日】

    【場所:宮城県気仙沼市】

    【受け手:畠山重篤(NPO法人森は海の恋人 代表)】

  • 株式会社永勘染工場

    仙台の株式会社永勘染工場では、新たな技術と手づくりの部分との融合を大切にしている。

     

    震災直後に復興支援の力になるものを、と「復興前掛け」をデザイン、制作、販売している。4種類のデザインは大好評!永野社長は、「日本人の、人間の原点に立ち戻りなさい」と言われているように感じているという。

    【撮影日:4月16日】

    【場所:宮城県仙台市】

    【受け手:永野 仁(株式会社永勘染工場 代表取締役)】

  • 杜の都と路地〜【対談】石田教授・櫻井さん・千葉さん

    「みんな路地があれば入りたくなるんだから…」杜の都とは?本当のインターナショナルとは?それらをもう一度考える事から、仙台の『懐かしい未来』を創る。

     

    【撮影日:4月16日】

    【場所:宮城県仙台市】

    【石田秀輝(東北大学大学院環境科学研究科教授 工学博士)

    櫻井亮太郎(会社ライフブリッジ 代表取締役)

    千葉大貴(有限会社マイティー千葉重 代表取締役】

  • 出版へ(東北大学大学院環境科学研究科石田教授)

    ネイチャーテクノロジー(自然のすごさを賢く活かすものづくり・ネイチャーテック)を研究する石田秀輝教授は現在、出版を考えている。

    自分は今、何が出来るか。それぞれが役割を持つライフスタイルありきで、一人一人が出来る事を考えなければならない。

     

    近代合理主義の下では、テクノロジーがコミュニティを分断して来た、

    これからはテクノロジーがコミュニティを作っていく時代へ。

     

    【撮影日:4月16日】

    【場所:宮城県仙台市】

    【受け手:石田秀輝(東北大学大学院環境科学研究科教授 工学博士)】